tatamaiko’s records

#転勤妻 #風水 #不妊治療 #ささやかな発見 #日常

転勤妻編 第1話 「前触れ」

日本全国に転勤することがある。

それを了解した上で結婚していた。

そして、転勤は不定期であることも。

 

夫が取得を目指していた資格

「機械保全1級」

これに合格できた頃からだった。

夫婦共有のタブレットの検索ワードに

他県の名前があがるようになっていたのだ。

 

三重県滋賀県、、、

 

(私)・・・なんだろう?

 

そんな矢先、二人の会話のとき、だったであろう。

(すみません、記憶がここはあいまい。)

(夫)「実は、会社に異動したい、と希望を出している。」

の発言が!

 

(私)ついにきたか!

理由は、主人の今の勤務先は、仕事があまりにつまらなく、

勤務中に眠くなるほどだから。

そして、1級も取れたから。らしい。

 

いやでも、ちょっと待てよ?と思い、

(私)「希望を出している、ってどういうこと??

私、異動は、上からの辞令があってのことかと思ってたんだけど?」

(夫)「希望も出せたりする。上からの辞令もある。」

(私)「そうだったの!?」

 

結婚してから一度、異動していた。

ただ一度目は、引っ越しは無く(!)済んでいたのだ。

だからこそ、今回の「前触れ」は、

引っ越し前提の話であり、この驚き様だったのだ。

 

覚悟はしていた。

が、それが現実としてやってきた、このとき。

 

でも。結構ポジティブに、主人に伝えていた。

(ここははっきり覚えてる。)

(私)「仕事は一日の大半を占める。

その大事な時間が眠くて仕方がないなんて、

それはよくないことだと思う。

一方の私は充実した仕事である。

そんなバランスがとれてないのもよくない。

だから私は、異動の件を応援するから。」

 

不安がなかったわけではない。

次暮らすところはどんな所なのか?

私は私で仕事はどうなる?

不妊治療は?

どこに暮らすかで、結構左右されるよね?

そのとき思ったことは夫に伝えたと思う。

 

でもやっぱり、決めていたことだし。

ついていくと。

 

結婚して丸3年、もうすぐ4年目に入る頃(2019年3月)のお話。